ムスク

元来はジャコウジカの分泌腺から採れた動物性香料だが、動物保護の観点から現代ではほぼ全て合成ムスクが使われる。肌になじむ温かみとほのかに甘くパウダリーな質感を持ち、香りの持続性を高めるベースノートとして幅広い香水に使われる。

ムスクについて

ムスクはもともとヒマラヤ地域に生息するジャコウジカの雄が持つ分泌腺(麝香嚢)から採取される動物性香料で、香水の歴史において最も珍重されてきた素材の一つ。しかし乱獲によりジャコウジカが絶滅危惧種となったため、1970年代以降は化学合成ムスク(ニトロムスク、ポリシクリックムスク、マクロサイクリックムスクなど)にほぼ完全に置き換わっている。天然ムスク特有のわずかに獣的でアニマリックな深みは、合成品では清潔感のあるパウダリーな肌質感として再解釈されており、これが「肌によくなじむ香り」という現代的なムスク像を作り出した。香りの分子が非常に長く揮発しにくいため、香水の持続性(サステナビリティ)を支えるベースノートの定番として、ほぼ全てのカテゴリの香水に配合されている。単体で主張するというより、他の香料同士をまとめ上げる接着剤のような役割を果たすことが多い。

ブランドから絞り込む

カテゴリから絞り込む

商品一覧 2,222 — 1 / 47ページ